Metasploit 3.0をWindowsで動かしてみた

Metasploit 3.0 beta 3と比べて見ると、サポートされているexploitやpayloadの数は当然増えていますが、さわってみた感じでWindows版に限った変更点は、以下のようなところです。

  • Metasploit 2.xで内部的に使われていたcygwinインストーラに含まれなくなった
  • Windows版ではWebインターフェース(msfweb)が標準となり、Metasploit起動=msfweb起動に
  • コンソールインターフェース(msfconsole)がWebインターフェースに統合
  • サポートツール(netcat、putty、VNCviewer、WinVi)が標準でインストールされる

要するにWindowscygwinのversion違いによる問題があったので、思い切ってcygwinを削ってネイティブ対応させたんだけど、その影響でlibreadlineを内部で使っていたmsfconsoleがなくなったってことかな。まあ、readlineが結構不具合引き起こしてたみたいですけど。
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